成田青年会議所
2019年度NARITA少年の翼第4回リーダー研修が、神崎町「わくわく西の城」を会場として開催されました。毎年成田青年会議所が主催する「NARITA少年の翼」は、姉妹都市でもあるニュージーランドのフォクストンでホームステイを実施し、小中学生の海外研修事業を力強く展開しています。国際都市成田ならではのこの事業には、1000名を超える少年少女が参加しています。「2019NARITA少年の翼」リーダー達の研修風景を取材しました。
「わくわく西の城」
千葉県立神崎青年の家が神崎町に移管され、わくわく西の城となりました。研修室や屋内運動場、グラウンド、陶芸室などがあり、敷地内には西の城貝塚もあります。
詳しい内容はわくわく西の城(外部サイト)をご覧ください。
出典:神崎町ウェブサイト
4回目の研修会場となった神崎町「わくわく西の城」
成田市とフォクストン
ニュージーランド北島マナワツ・ワンガヌイ州ホロフェヌア地区に位置し、首都ウェリントンから北に約1時間に位置するフォクストンは、海に面した平坦な土地が広がる、古くから牧畜業が盛んな地域です。現在は、カーペット製造や観光業も盛んです。
旧下総町が2006年3月27日、成田市に編入合併したのと同時に、成田市の姉妹都市(友好都市)となりました。下総町との交流では、平成4年から毎年小中学生訪問団を派遣、フォクストンからの小中学生訪問団を2~3年に1回受入れをしていました。平成7年1月31日に姉妹都市(友好都市)の締結をしています。
午前中は、成田青年会議所が主催する「NARITA少年の翼」事業の経緯や歴史について学びました。
2日間に渡る研修の初日の研修テーマ「役割のリーダーから本物のリーダーへ」
2019NARITA少年の翼村島団長
小野瀬委員長
新居副委員長
今年で35回目「少年の翼」事業について学びました。
先輩が訪問した姉妹都市について、また多方面から支援応援下さっている事を学びました。
笑いながら叱る?
無表情で褒める?
良いところを褒める?
メラビアンの法則とは、
矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを判断するアルバート・メラビアンが行った実験についての俗流解釈である。好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれている。出典:Wikipediaより一部抜粋
リーダーとは?どうあるべきか?想像するリーダー像とは?の質問に真剣に考え、模索し解答する中から、リーダー自らどう団員へ接するのか学びました。
お昼休憩♪♪
せっかくの日和なので、芝生の上に座って食べることにしました!研修中もみんながとても仲良しなんです。
1日目のお昼には、唐揚げ弁当を頂きました。
皆あっという間に完食!ごちそうさまでした!
昼食後の運動タイム!みんな元気~!!
午後からの研修内容を確認?
午後の研修
気持ちを入れ直し、研修に望むリーダー達。
レガースをして??
ん?ヘルメットに目隠し??
グランドを舞台に、これから一体何が始まるのか?
前の見えなくなったパートナーに不安を与えず、
声をかけて誘導・・・
見えないパートナーにどうナビゲートすれば伝わるのか。
伝え方、伝える情報、導き方がパートナーとの以心伝心。
伝わらなかった事、伝わった事
どう伝えれば、もっと状況が伝わるのか。
必要なのは想い感じた事を自分の言葉で、わかってもらえるように伝える。
色んな感想が飛び交った。
また目隠し?非常に怪しい車内です。どこに連れて行かれるというのか??
車で移動すること約5分。上り坂の先に見えた景色とは?
【神崎神社】
町の北端、利根川をのぞむ小高い神崎森の上にある神崎神社は、今から1300年前の白鳳時代に大沼浦二ツ塚(現在の茨城県)よりこの地に遷座したもので、祭神は航空、交通、産業守護の神として信仰されている天鳥船命(あめのとりふねのみこと)。7000坪に及ぶ境内にある通称「なんじゃもんじゃの木」は、水戸光圀公が「この木は何というもんじゃろうか」と自問自答したとされる伝承で有名な樟の木で、町のシンボルとして神社を訪れる人に親しまれています。
また、「ここはこうざき森の下、舵をよくとれ船頭どのよ、主の心と神崎森は、なんじゃもんじゃで気が知れぬ」と江戸時代、利根川を航行する船人たちの目印として唄われた神崎森は、ヤブニッケイ、タブノキ、スダジイ、ヤブツバキ、シダなど、学術上でも貴重な原生林が生い茂る県北を代表する社叢です。出典:神崎町ウェブサイト
神崎神社で一体何が始まるのか?
せっかく来たので!
みんなで安全をお願いしました!
チームに分かれるという事で、グーとパーで・・・
あれ?グーとパーで組に分ける時のあのかけ声。時代でも違う?
とにかく分かれました!
組で分かれたリーダー達が耳にしたことは?ここからわくわく西の城まで!?・・・そうです。
この場で一番の盛り上がり!
誘導するパートナーの状況説明を聞き逃さずゴールを目指します。
もちろん絶対安全には配慮しています。
道幅や足元情報、
曲がり角での状況を、どう伝えれば解りやすいのか?
目隠ししたパートナーに伝わるのか?
道沿いには、とてもキレイな桜も。
交代するポイントに到着!
途中でも交代したのですが、いざ目隠しすると不安が漲るのです。
ゴール直前!目隠ししたリーダー達はそのままで。とにかくハイチーズ!!
写真撮影されている事は理解しているようでした。
この二人は・・・。この先どうなるでしょうか!?
先程同様、交代で目隠し約2kmを完歩したリーダー達。
相手を想い考え伝え、信頼する・されるとは?身をもって体験しました。
NARITA少年の翼団歌
大きな声で団員の気持ちに響き伝わるように!
第4回NARITA少年の翼リーダー研修の初日は、無事終了しました。明日2日目更に増していく絆は、半永久的に記憶に残る一日となることでしょう。今年5月に2019年度団員を迎えます。村島団長を中心に準備も着々と進められ、また新たなる希望を持った小中学生が集う事となります。「NARITA少年の翼」事業を進められる成田青年会議所の活動に、心中より敬意を表します。
成田青年会議所主催、NARITA少年の翼結団式
成田青年会議所は、明るい豊かな社会実現の為、青少年健全育成に取り組み、様々な事業を展開しています。なかでも、成田市を始め関係諸団体皆様の支援を受けて1985年にスタートした「NARITA少年の翼」は、国際都市NARITAの地域特性を活かした国際交流を通して、子供たちに貴重な経験の場を提供してきています。国内での事前研修や海外研修を通じて仲間との絆が深まり、多くの感動と学びを得ることができ、これまでに1,000名を超える少年少女が参加しています。
2019年NARITA少年の翼第4回リーダー研修 in 神崎
2019年度NARITA少年の翼第4回リーダー研修が、神崎町「わくわく西の城」を会場として開催されました。毎年成田青年会議所が主催する「NARITA少年の翼」は、姉妹都市でもあるニュージーランドのフォクストンでホームステイを実施し、小中学生の海外研修事業を力強く展開しています。国際都市成田ならではのこの事業には、1000名を超える少年少女が参加しています。「2019NARITA少年の翼」リーダー達の研修風景を取材しました。
ニュージーランド・フォクストン訪問団が、成田・大慈恩寺にてホストファミリーと初めて会いました。New Zealand Foxton team visit met with host family for the first time in DaijiOnji Temple.
ニュージーランド・フォクストン訪問団が成田の家族と初めて会うこの日。今回28件のご家族が快く引き受けられ、 ニュージーランドの子供たちは28日からのホームステイに緊張も隠し切れなかったでしょう。