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いんザイ情報

勇気づけサークル「でこぼこピース」は、アドラー心理学をベースに!

印西市立中央駅前交流館2号館印西市市民活動支援センターで開催された、勇気づけサークル「でこぼこピース」さんにお邪魔しました!アドラー心理学をベースに、毎回テーマごとに用意されたシートを各々で記入をした後、みんなで意見を出し合い、それぞれの意見も理論もおり混ぜながら進みます。何よりもまず、自分自身が『幸せであること』を感じることが大切です。

勇気づけサークル・でこぼこピース「第3章 言い方を工夫しよう」に集われた皆さん。

〔アドラー心理学とは〕

アドラー心理学は、オーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラー (A.Adler)が創始し、その後継者たちが発展させた心理学の理論、思想と治療技法の体系です。

個人心理学(Individual Psychology)というのが正式名称ですが、個人心理学というと、個人を細かく分析したり個人のみに焦点を合わせるように誤解されやすいので、日本では、この名称はあまり使われません。

 

理論的な特徴としては、

1.人間を分割できない全体として把握し、理性と感情・意識と無意識などの対立を認めないこと(全体論)
2.行動の原因でなく目的を理解しようとすること(目的論)
3.客観事実よりも、客観事実に対する個人の主観的認知のシステムを重視すること(認知論)
4.精神内界よりも個人とその相手役との対人関係を理解しようとすること(対人関係論)
などをあげることができます。

 

思想的な特徴としては、

1.他者を支配しないで生きる決心をすること
2.他者に関心を持って相手を援助しようとすること
などがあげられます。

アドラー心理学は、一般に理解されているように精神分析学の亜流や改変ではなく、むしろアンチテーゼといえ、さらに社会精神医学・自我心理学・人間学的心理学などの現代の心理学諸潮流の理論的先駆けであるともいわれています。

出典:日本アドラー心理学会(ホームページにリンクしています。)

印西市立中央駅前交流館
印西市市民活動支援センター

印西市立中央駅前交流館2号館2階、印西市市民活動支援センター。今回取材させて頂きました「でこぼこピース」さん等、数多くの市内でサークル活動の情報発信の場です。

印西市立中央駅前地域交流館ってどんなところ?

中央駅前出張所、市民活動支援センター、市民安全センター、ファミリーサポートセンターを含む複合施設です。
市民の方の交流機会を深めたり、自発的な学習活動を促進して健全で生き生きとした市民生活の形成に寄与するための施設です。カルチャーセンターや貸教室と違い、個人の楽しみだけでない、地域づくり・仲間づくりを目的としています。

出典:印西市役所ホームページ(外部リンクしています。)

勇気づけサークル・でこぼこピース

サークル進行もとても、和やかに柔らかく進んでいきます。

今回初参加されたそうです。まずは、今日集った皆さんが自己紹介から!

あなたご自身のよいところ、そしてまわりの人のよいところをどのくらい知っていますか?

それぞれの名前の由来が、自己紹介の主要テーマになりました。

皆さんは、自身の名前の由来を知っていますか?

この場では、年齢に関わらずニックネーム(あだ名)で呼び合いました。

毎月参加される方や、参加できる月のみ参加する事もOKなのだそうです!

内容は1章ごとに完結! 気になる章にだけ参加しても大丈夫です。

全員の名前の由来を知ったところで、親近感も湧いてきました。

勇気づけ勉強会の12章
12章にわけて一つずつ、みんなでシェアしながら学んでいきますよ。

 

○第1章 さまざまな見方・考え方の存在を意識する

○第2章 聴き上手になる

○第3章 言い方を工夫しよう ※「今回開催」

○第4章 感情と上手につきあう

○第5章 自分のスタイルを明確にする

○第6章 セルフ・トークを意識する

○第7章 目的を意識する

○第8章 自分の人生を引き受ける

○第9章 自分のよさを再発見する

○第10章 あたりまえの価値を再確認する

○第11章 物事を前向きに考える

○第12章 勇気づけをする

チェックシートで自らの思考を振り返り、傾向を自身で振り返る時間もありました。

自分を振り返りながら親子関係、夫婦関係、嫁姑関係など、 対人関係に有効な勇気づけの考え方スキルを学びます。

それぞれのご家庭内でどのように接しているのか、命令とお願いの表現で伝わり方が全く違う事を、自身の事例を挙げて考えていきました。

伝え方や言い方で、伝わる事って感情だけでは、全く理解してもらえないですよね。

家庭内に限らず、職場やそれぞれの実家でも同じ事が言える気がします。

たいやき型カードゲーム
短所を長所に変えたいやき!

短所・長所をあらわす言葉が裏表に書いてあり、札を使って遊ぶカルタのようなカードゲーム。短所に見られるようなキーワードも言い換えると・・・? 

例えば、『心配性』を言い換えると・・・?

責任感が強いとか、慎重であるとか、計画性がある。という解釈もできますね!

じゃぁ、頑固、意地っ張りを言い換えてみると・・・?というカードゲームです。

面白いですよ!

人生の困難なことのほとんどは「対人関係」のなかにあります。
困難は小さなことから大きなこと、それは人によって違いますが、自分や他者を信頼し、その可能性を信じることができれば、困難に出会った時、 前向きに乗り越えようとする活力を呼び覚ますことができます。

つまり「勇気づけ」とは、『困難を克服する活力を与えること』 なのです。

「出典:勇気づけサークルでこぼこピース」(ホームページにリンクしています。)

 

毎月1回、開催しています。

【開催日】原則 第三火曜日 午前10時から12時

【場所】印西市立中央駅前交流館2号館2階

(印西市中央駅前出張所が入っている建物の2階です)

【参加費】1,000円/回(資料代等)

※お問い合わせ、講座へのお申し込みはこちらから(外部リンクしています。)

普段何気ない一言が、ともすると実は相手に対し攻撃的な一面になる事があります。命令口調は時に、全ての意欲を削ぐ事も経験された方は多いと思います。では、どう伝えれば、意欲的に取り組んでくれる一言を発せられるでしょうか?喜怒哀楽の感情が直接的に人間を動かしている、と聞いた事がありますよね。

(・・・長くなりそうなので止めておきます。)

誰かに「こう、ある(する)べき」と導かれるようなものではありません。自身への振り返りの「ヒント」を与えて頂けることが主題にあることが、このサークル活動の素晴らしいところだと思いました。ぜひ一度、参加されてみてはいかがでしょうか。

 

勇気づけサークル・でこぼこピースの皆様、そして古関様・横川様、誠にありがとうございました。取材をさせて頂きました事を、この場を借りて心より御礼申し上げます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。