きらめく人たちにインタビュー
都市対抗野球大会で同部の歴史に残る成績の一役を担った白井市出身の池田大将選手に電話インタビュー!
社会人野球で活躍している白井市出身のピッチャーがいるとの情報を入手し、所属チームを通じてご本人へのインタビューをお願いしました。
その人は、東海理化硬式野球部(愛知県豊川市)に所属している池田 大将(いけだ だいすけ)選手です。東京ドームで行われた今年の都市対抗野球大会初戦で先発し、勝利投手となりました。
チーム名称 | 東海理化硬式野球部 |
所在地 | 愛知県豊川市赤坂町平山1番地 |
設立 ・ 沿革 | ・1959年 本社 愛知県西春日井郡西枇杷島町に創部 ・2021年 日本選手権大会(第46回)出場 |
※出典:東海理化 硬式野球部ホームページ
Q:白井市にはいつまでいらっしゃいましたか?
実家に住んでたのは高校3年生までです。普段は地元白井の知り合いにも会う機会がないですが、「白井に帰りたいな」って思う時はありますね。今は1年に2回、夏休みで1週間のお休みをいただく時と、年末年始には帰るようにしています。
Q:白井市での幼稚園・小学校はどちらですか?
幼稚園は宝幼稚園です。第二小学校に通い、その後白井中学校に通いました。
Q:野球はいつから初めたのでしょうか?
小学校5年生から始め、当時第二小学校にあったチームで今はありませんが「球人ズ」というチームに入ってました。現在は合併して「白井ライナーズ」になっています。
白井中学校では野球部に所属し、一番の目標であった高校でも野球をしたいと決め、「日体大柏高校」に進学しました。中学校までのポジションはキャッチャーでしたが、高校からのポジションはピッチャーと決めていたので、高校入学が決まった時、監督に「これからはキャッチャーはしません!」とお伝えしました。その後拓殖大学へ進学し野球部に入部しました。
Q:小学校・中学校の頃の思い出はありますか?
自分の時代、中学野球部の練習ばかりで土曜・日曜にも練習がありました。小学校時代には、平塚分校に1年間だけ通っていたことがあります。遊び場といえば平塚分校の校庭で、野球をしていましたね。今は閉店してしまいましたが「えびや商店」の息子さんが同級生で、よくお邪魔させてもらい一緒に野球遊びをしていた記憶があります。
Q:東海理化硬式野球部に所属されたきっかけを教えてください。
自分は社会人野球でプレーをしたいと決めていました。野球部採用していただける企業を探して、東海理化は4社目でした。もし不採用になってしまったときは、野球部採用を諦めようと思っていました。拾っていただいて、とても感謝しています。
Q:今シーズンも終わり振り返っていかがでしょうか。
今年で6年目が終わり、来年7年目になります。東海理化硬式野球部に入部してから3~4年間は、目立った成績も残せませんでしたが、その間いろいろな経験しながら野球を続け、4年目以降でやっと成績が残すことができました。そのまま成績を伸ばしていこうと練習していましたが、5年目に少し成績を落としていまいました。でも今年6年目、すごくいいシーズンになったと思います。
今となっては自分の「諦めが悪さ」がよかったと思いますね。自身を野球人として、「まだ自分は成長できる!」と思い、結果にも残せているので、まだ現役を続けられると思います。
Q:第94回都市対抗野球大会は惜しい試合でした。
第94回都市対抗野球大会(東京ドーム)では、準々決勝でJR東日本に2-4で惜しくも敗戦しました。
秋の第48回社会人野球日本選手権大会予選に出場し、代表決定戦で西濃運輸と対戦し、最終回あとアウト2つとれば、全国大会に出場が決まるところでした。延長10回タイブレークにまでもつれこみましたが4-5で負けてしまいました。
東海理化としては12年ぶりに東京ドーム出場ができました。東京ドームでまだ勝ったことがなかったのですが2連勝して、東海理化として歴史に残すことができ、そしてその瞬間の場に、グラウンドの中で立ち会えたことは、とても良い経験ができた1年でした。
都市対抗野球大会での初戦「日本製鉄かずさマジック(千葉県)」戦で先発して勝ち投手になりました!
勝ち投手になったときは、お立ち台でインタビューもしていただいて、なかなかできない経験をさせていただいたと思います。
【都市対抗本戦】
・1回戦 対日本製鉄かずさマジック 6-4
・2回戦 対JR四国 13-0 ※7回コールド
・準々決勝 対JR東日本 2-4
【日本選手権予選】
・対 東邦ガス 9-4 ※延長10回タイブレーク
・対 三菱自動車岡崎 1-8 ※7回コールド
・対 西濃運輸 6-1
・対 三菱自動車岡崎 2-3 代表決定戦
・対 西濃運輸 4-5 代表決定戦 ※延長10回タイブレーク
Q:都市対抗野球大会はどんな大会ですか?
分かりやすくいえば、高校球児が夏の甲子園で行う「全国高等学校野球選手権大会」のような大会です。社会人野球は秋の全国よりも、東京ドームで行う夏の「都市対抗」が一番大事な大会です。
都市対抗に向けて、おじさん達が一生懸命頑張って(笑)プレーする姿が、社会人野球の一番の魅力だと思います。様々な特色のあるチームがあっておもしろいので、ぜひ球場に行って、観戦していただけたら嬉しいです。
Q:プロ野球チームのファン若しくは目標とする選手はいますか?
実は応援するプロ野球チームはありません。目標とする選手は既に引退されていますが、元阪神タイガースのピッチャー藤川球児さんです。小学生のころにテレビで観て、初球ストレートで入る姿がとても印象的で衝撃を受けました。
池田 大将(いけだ だいすけ)選手
1995年10月12日生
175cm 76kg
右投右打
千葉県出身
日体大柏高―拓殖大
音羽品管部
Q:来シーズンに向けて池田選手の課題などを教えてください。
今シーズンはベスト8で負けてしまいましたので、ベスト4以上になれるように頑張りたいです。そしてもう一度、東京ドームのマウンドに立つことが目標です。
そのためには、根本的に体力の向上はもちろん、自分がマウンドにいても試合運びを客観的に判断できる「冷静なマインド」を手に入れることを課題としています。
Q:来シーズンに向けての抱負を教えてください。
「東京ドームで2勝!」個人的に勝ち星を2回取れることが次の目標です。様々なことに「巡り会わせ」があると思っていて、必ずついてきてくれると思っています。そうなるためにも頑張ることだと思います。
Q:白井市の皆さんにメッセージをお願いします。
アマチュア野球というあまり目立たないスポーツではありますけど、少しでも皆さんから応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
Q:白井市の子ども達メッセージをお願いします。
好きなことや、上手くなりたいことを、誰にも負けないくらい好きになれるように、誰よりも上手くなれるように、どんなことも一生懸命がんばってください!
池田大将選手、ありがとうございました。
株式会社東海理化
経営理念
私たち東海理化は、人の意志をクルマに快適に伝えるヒューマン・インターフェイス部品をはじめ、財産としてのクルマを守る安心のセキュリティ部品、人の生命を安全に守るセイフティ部品など、人とクルマがふれあい、対話する製品づくりを通じて、クルマのある豊かな社会づくりに貢献してきました。そして次の時代に向けて。私たちは、さらに新たな価値を提供するシステムサプライヤーへと歩みを進めていきます。人とクルマの間に生まれる新たな感動をかたちに―――。これまでも、これからも、変わらぬ東海理化のテーマです。
主要製品
自動車用各種スイッチ、キーロック、シートベルト、シフトレバー、エレクトロニクス応用製品、ステアリングホイール、コネクター、ミラー、樹脂ホイールカバー、オーナメント
※出典:株式会社東海理化ホームページ
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