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宗吾旧宅

東勝寺 観月会 ひとり芝居「義人伝説ー風説 坂上田村麻呂ー」

2022年10月2日、鳴鐘山東勝寺(宗吾霊堂)大本坊に於いて、劇団前進座 渡会元之丈の主演『東勝寺 観月会 ひとり芝居 義人伝説ー風説 坂上田村麻呂ー』公演が開催されました。

劇団前進座 渡会 元之丈 (外部リンク)。公演前に楽屋にご挨拶に伺ったところ、そこには一人の武士が。そう思える俳優の凄さがありました。

坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)は、今から1200年ほど前の平安時代初期の武将で、征夷大将軍として蝦夷【えみし】(現在の東北地方)を討伐した人物です。
奈良から平安時代にかけて、朝廷は、敵対(あるいは反抗)する蝦夷に対して度々東征していました。
坂上田村麻呂は最初は大伴弟麻呂の副将の一人として東征して功を上げ、後に征夷大将軍として蝦夷討伐を成功させます。
晩年は、参議(現在の内閣大臣に相当)・中納言・大納言と出世し、主に政治の中心で活躍しましたが、病によりその生涯を終えました。享年54歳。官位は大納言正三位兼右近衛大将。死後従二位を贈られました。時の天皇は彼の死を悼み、一日喪に服したといいます。

田村市に残る坂上田村麻呂の伝承の多くは、田村麻呂が正義で、田村麻呂に退治された大多鬼丸は賊(あるいは鬼)の首領であるとして語られています。
福島県田村市役所ホームページより一部抜粋

東勝寺 観月会 「ひとり芝居 義人伝説ー風説 坂上田村麻呂ー」

作:菊本健郎

主演:渡会元之(劇団前進座)

鳴鐘山東勝寺(宗吾霊堂)大本坊での公演。一瞬にして古の時代に引きずり込んでいく、演出がとても気持ち良かったです。

身勝手な政で戦などのない世にするため、立ち上がります。全ては民を守るため。

~征夷大将軍・坂上田村麻呂の願いは戦のない世~

ふと気が付くと前進座渡会元之丈演じる、坂上田村麻呂がこれからどう立ち回って行くのか気になり物語に溶け込んでいる事に気がつきました。

渡会元之丈の演じる、征夷大将軍・坂上田村麻呂は人情が厚く、どこまでも民衆を全身で守り抜こうと誓った武士そのもの。政で民を惑わし苦しめることは、決して許されるはずはないのです。

坂上田村麻呂は、参議(現在の内閣大臣に相当)・中納言・大納言と出世し、主に政治の中心で活躍しましたが、病によりその生涯を終えました。享年54歳。「出典:田村市役所ホームページ」

渡会元之(劇団前進座)

 

ひとり芝居 義人伝説ー風説 坂上田村麻呂ー

劇団前進座の公演、ぜひご覧ください。一瞬にして物語の中へ、その時代の中へ、主人公の生きた世へ誘ってくれます!

渡会元之丈は「新型コロナウィルス感染で、何年も皆さんの前で中々出来なかった公演が、鳴鐘山東勝寺(宗吾霊堂)の皆さまや、宗吾旧宅木内家ご当主、公演を楽しみにして下さっていた皆さまとの不思議な縁と、『必ず開催しよう』との熱意で今回開催させて頂くことができました。心から嬉しく人と人との繋がりを、これほどありがたく思えたことはありませんでした。」

一般社団法人劇団前進座(ホームページ)

東京都武蔵野市吉祥寺南町2-4-3 前進座ビル
《お問い合わせ先》

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E-mail:tokyo@zenshinza.com


謝意:「ひとり芝居 義人伝説ー風説 坂上田村麻呂ー」の取材をさせて頂き、劇団前進座の公演はやっぱり素晴らしいと思えました。極短時間ではありましたが、公演直前にも関わらずお話しをさせて頂いた、渡会元之丈のお人柄の素晴らしさに感銘受けました。

念願であった今回の公演にかける意気込みをお話しくださり、戦をなくし民を守りたいと願う坂上田村麻呂を通じて、深い想いが伝わりました。鳴鐘山東勝寺(宗吾霊堂)の皆さま、公演を楽しみにして下さっていた皆さま、そして今回のこの様な期会を与えて下さった、宗吾旧宅木内家ご当主に心から御礼を申し上げます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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